⑧実践教理:続・つとめ

今回は、つとめに関して前回説明し切れなかった側面を見ていきたいと思います。壮大な話題になりますが、人類やこの世界の根本的な原理であり、とても大切なところです。

元の理のエネルギー

前回述べたように、つとめには親神様から甘露をいただくという最終目標がありますが、甘露をいただかずとも確実に守護(親神様のお働き)があります。なぜなら、つとめは、元の理(人間創造時の親神様のお働き)を今に現したものであり、そのエネルギーが込められているからなのです。

「元の理」には、誰が、いつ、どこで、何のために、そしてどのように人間を創めたのかが明示されています。つまり、これまで誰も分かり得なかった人間やこの世界の根本原理が明かされているのです。

飛行機を例にお話します。現代になくてはならない移動手段である飛行機。しかし、その機体が一体何種類の部品でどんな工程を経て製造されているのか、また、そもそもどのような原理で空を飛ぶのかなど、普通は知りません。

同じように、私たちは人間でありながらその生命に関する根本原理を知る人はだれもいません。それが元の理によって初めて明かされたのです。
この「元の理」は、生命のエネルギーの源であり、それを再現する祭儀が「つとめ」なのです。ですから、医者から見放されるような大病を治したり、打つ手のない苦境をも解決する力があります。

甘露への道程

しかしながら、つとめの目標は甘露をいただくことです。ただし、そのためには現在の木製の甘露台を石の甘露台に建て替える必要があります
・・・というと、それなら早くやればいい、と聞こえてきそうですが、これがそう簡単なことではありません。

石の甘露台を建てるためには、まず人間が心を澄ます必要があります。つまり、第5回で述べたような埃の心遣いをしている間は、甘露をいただけないのです。

それもそのはず、もし欲にまみれた人間に甘露が渡れば、それこそ争いの種になるだけです。まずはこれまでに見てきたような教えによって、人間側が思いやり溢れる陽気ぐらしの美しい心になることで、ようやく甘露をいただく前準備が整うのです。

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